ランニングペース計算機の使い方:距離と時間を入力するだけで1kmあたりのペースがわかる
ランニングペース計算機の使い方?答えは簡単です。2つの数字を入力するだけ。1つ目は走った距離、2つ目はその距離を走るのにかかった時間です。計算ボタンを押すと、ツールが総時間を総距離で割って、1kmあたりの所要時間、つまりペースを算出します。
例えば5kmを25分で走った場合、25分は1500秒、1500÷5=300秒、つまり1kmあたり5分00秒です。マイルで見る習慣があるなら、同じデータを1マイルあたりの時間に換算することもできます。すべての処理はブラウザ内で完結し、登録もデータのアップロードも不要です。
ランニングペース計算機の使い方:4ステップの操作手順
ステップ1:距離の単位を確認する
まず入力欄の横に表示されているのがキロメートルかマイルかを確認しましょう。単位を間違えるのは初心者によくあるミスで、5kmと5マイルでは約3倍の差があり、算出されるペースも当然まったく合いません。
ステップ2:距離を入力する
距離はランニング記録、トラックの周回数、地図での測定などから取得できます。トラックの場合、標準的な陸上競技場の最内周は1周400mなので、10周で4kmです。周回数を掛け算してから入力する方が、適当に数字を推測するよりずっと正確です。
ステップ3:時間を入力する
時間は通常、時間・分・秒の3つの欄に分かれています。数十分しか走っていない場合は、時間欄に0を入力します。25分30秒を25.30と書かないよう注意してください。それは25.3分、つまり25分18秒になり、十数秒の誤差が出ます。
ステップ4:結果を読み取って記録する
結果エリアには通常、ペースと速度の両方が表示されます。ペースは1kmあたりの所要時間、速度は1時間あたり何km走れるかで、両者は同じ事柄の2つの表現です。今回の結果を記録しておき、次回同じ距離を走ったときに比較すれば、進歩の幅がわかります。
ペースと速度の違い:一方は時間を見て、もう一方は距離を見る
ペースと速度の違いは基準となる量が異なる点にあります。ペースは距離を基準にし、「1km走るのにどれくらいかかるか」に答えます。速度は時間を基準にし、「1時間でどれくらい走れるか」に答えます。両者は逆数の関係にあり、相互に換算できます。
ペースは数値が小さいほど速く、速度は数値が大きいほど速く、方向はちょうど逆です。ランニングの世界ではペースの方がよく使われます。レース、トレーニング計画、トラックの分割はすべて1kmまたは1マイル単位で組まれるからです。サイクリングや車の運転では速度の方がよく使われます。里程計が直接表示するのが速度だからです。
ランニングペース計算機で2つの結果が表示されても、どちらが間違っているかと疑う必要はありません。ペース5分00秒/kmは、速度にすると時速12kmに対応します。他の単位換算系のツールを見たい場合は、オンラインツール一覧から選んでみてください。
ペース計算機の結果がおかしい、よくある原因はこれ
単位の選び間違い
kmとマイルの混用が最大の原因です。10kmと入力したのにマイルで計算すると、結果は約6割も大きくなります。単位のドロップダウンを見直し、実際に使った方に変更すれば解決です。
時間の形式ミス
1時間05分を1.05時間と入力すると、約3分少なく計算されます。正しくは時間欄に1、分欄に5を入力します。秒数が60を超える場合も、繰り上げて分に直してから入力してください。
距離そのものが不正確
スマホのGPSは木陰、高層ビル、トンネルの近くで測位点を失い、軌跡が直線化されたり遠回りになったりして距離がずれます。同じルートで何度か測定して中間値を取る方が、1回の記録だけを信じるより信頼できます。
休憩時間が含まれている
途中で水を飲んだり、信号待ちをしたり、写真を撮ったりして、タイマーを止めていなかった場合、総時間が長くなります。ペースは実際より遅く見えるので、一時停止時間を総時間から差し引く必要があります。
ランニングペース計算機の初心者入門:まず自分の基準線を作る
ランニングペース計算機の初心者入門段階で最も大事なのは、速さを追い求めることではなく、自分が今どのレベルにいるかを知ることです。固定ルート、例えば団地1周やグラウンド5周を決めて、普通に会話できる速度で走り切り、距離と時間を記録してペースを算出します。これがあなたの基準線です。
基準線があれば、その後のトレーニング計画に参照ができます。もっと長く走りたければペースを10〜20秒落とし、スピードを鍛えたければ明らかに速い短距離を組み込みます。基準線なしで闇雲に加速すると、最初の2週間で自分を故障させてしまいがちです。
初心者はもう一点注意が必要です。1回の結果の変動はごく普通です。睡眠、天気、路面、勾配がペースに影響します。ある日20秒遅かったからといって、トレーニング全体を否定しないでください。1週間または1か月の平均的な傾向を見る方が意味があります。
ペース計算機がスマホで開けない、どう切り分けるか
ペース計算機がスマホで開けない場合、多くはブラウザかネットワーク側の問題で、ツール自体が壊れているわけではありません。以下の順に確認すれば、通常2分で解決します。
- 別のブラウザで開いてみる。例えば標準ブラウザや普段使っている別のブラウザ。
- シークレットモードやプライバシーモードをオフにする。一部のブラウザはこのモードでスクリプトの実行を制限します。
- 省データモードや高速モードがオンになっていないか確認する。これらのモードはページのスクリプトをブロックすることがあります。
- ネットワークが正常か確認する。ページの初回読み込みにはネット接続が必要で、読み込み完了後の計算はローカルで行われます。
- ブラウザのキャッシュを一度クリアするか、ブラウザを再起動して試す。
ブラウザを変え、省データモードもオフにしたのに開けない場合は、別の端末で検証し、ページの問題かこのスマホの問題かを判断しましょう。当サイトはブラウザ上でローカルに動作し、計算処理はサーバーに依存しないため、ページの読み込みが成功していれば、ネットが切れても計算を続けられます。
ペース計算機と時計はどちらが正確か
ペース計算機と時計のどちらが正確かは、計算機に与えるデータが正確かどうかで決まります。時計は衛星測位とセンサーを使い、サンプリング周波数が高く、リアルタイムペースや区間ペースを出せ、心拍数、ピッチ、標高も表示できます。計算機は手動で入力した整数の距離と総時間を使い、平均結果だけを出します。
つまり時計の強みはリアルタイム性と細かさ、計算機の強みは管理しやすさと検証しやすさです。時計のGPSがドリフトすると距離が実際より長くなり、ペースは速く出ます。一方、測定済みの固定ルートとストップウォッチを使えば、算出される平均ペースの方がむしろ真実に近くなります。
実用的な方法は両者を照合することです。時計で走り、走り終えたら表示された距離と時間を計算機に転記して再確認します。2つの結果が明らかに違う場合は、まず時計の距離を疑い、次に自分が単位を間違えていないか確認しましょう。すぐに使いたい場合は、ランニングペース計算機を開けば始められます。
よくある質問
ペースと速度はどちらを見るべき?
用途によります。ランニングトレーニング、レースペース、トラックの分割にはペースの方が直感的です。目標が通常「1kmをどれくらいで走るか」だからです。サイクリング、ボート、異なるスポーツの移動効率を比較したい場合は速度の方が使いやすいです。2つの数値は同じデータの2つの書き方にすぎず、換算関係は固定なので、慣れた方を選べばよいです。
走り終えてどれくらいで正確なペースが算出できる?
走り終えてすぐに算出できます。距離と時間が完全であれば問題ありません。正確さはこの2つの数値そのものに依存し、待ち時間には依存しません。途中に停止がありタイマーを止めていなかった場合は、停止時間を差し引かないと、算出されるペースは遅く出ます。
トレッドミルの距離は使える?
使えますが、トレッドミルが表示する距離は推定値で、屋外の実際の距離とはずれがあるかもしれません。同じトレッドミル、同じ速度設定で比較することをおすすめします。そうすれば少なくとも傾向は信頼できます。機器をまたいだ比較はあまり意味がありません。
なぜ算出したペースが時計表示より遅い?
おそらく総時間に時計が自動一時停止した区間が含まれているからです。時計は移動停止を検知するとタイマーを止めますが、手動タイマーはまだ動いています。一時停止時間を差し引けば、2つの結果は近づきます。
ペースは距離が長くなると遅くなる?
なりますし、それは正常な現象です。距離が長いほど体の消耗が大きく、後半で失速するのはよくあります。だから5kmのペースとフルマラソンのペースは本来同じであるはずがなく、トレーニングを計画するときは目標距離ごとに別々に計算します。
まとめ
ランニングペース計算機の使い方とは、結局のところ距離÷時間という一事に尽きます。難しいのは計算そのものではなく、単位を間違えないこと、時間を間違えないこと、距離をいい加減に推定しないことです。この3点を押さえれば、得られるペースは見栄えのいい数字ではなく、トレーニングを実際に導くものになります。